寒いこの時期こそ基礎固めとスイング固め。自分のスイングを確立したいゴルファーはこのDVDで決定!日本在住のUSGTF(全米ゴルフティーチング連盟)所属マスターコーチが日本語で解説したスイング理論DVD 「成功するゴルフシリーズ」。 徳島が誇る名門コース Jクラシックゴルフクラブ で撮影。 

2つのプレーンスイングを使い分けられるコーチは国内にはまだ二人しかいません。
吉川恭司プロ森本淳一プロ です。




吉川です。


この中ではプレーヤーが右打ちとして説明してありますので、左打ちの方は右・左を入れ替えて読んでください。

99%のプレーヤーはヘッドスピードを上げて、ボールをより遠くに飛ばしたいと考えています。

どうすればヘッドスピードを上げることができるのか。

この問題に対する答えの一つが「クラブは握るな」です。プロに質問して100%同じ答えが返ってくるのがグリッププレッシャーに対するものです。グリッププレッシャーは「できるだけゆるく」「クラブを引っ張られると抜けてしまう位ゆるく」握る、あるいは「握らない」というのが答えです。

面白い写真があります。これはTaylorMadeの契約プロ、ダスティン・ジョンソンの最新のカタログ写真です。彼の2012年平均ドライビングディスタンスは310.2ヤード、ランクは4位です。トップオブスイングでの右手に注目。手の平は開いていてクラブは指に引っかかって手の平に乗っているだけです。特に親指は完全にシャフトから離れていて右手はリラックスしています。

26.ダウンスイング4クラブは握るな










ここからダウンスイングに移りますが右手でグリップを握ることはありません。実際に強く握ったグリップとゆるゆるのグリップとで打ち比べてみて下さい。ヘッドの走りが違うことが分かるはずです。

 面白いハイスピード動画があります。少し粗い画像ですが見て下さい。計量スプーンをクラブに見立ててダウンスイングでのクラブの動きのシミュレーションをしてみました。使っているのはどこの家にもある計量スプーンとボールペンです。計量スプーンの柄の穴にボールペンの先を引っ掛けて円弧上を引っ張るのです。

http://youtu.be/vaJxC1lyONM

スタートはスプーンの柄の方向に引き始めますがボールペンの先は円を描きます。つまりグリップの動きと同じですね。そうすると、始めはボールペンに引っ張られていたスプーンはすぐにグリップの円弧の外に向かって振り出され始めます。そしてグリップが半円を描く位置では、スプーンヘッドはかなりの勢いで外へ放り出されてしまいます。ボールペンはただ引っかかっているだけですから、スプーンヘッドを外に向かって放り出すような力を与えることはできません。むしろ引っかかっているだけ(拘束力=ゼロ)だからこそ、スプーンヘッドには大きな遠心力が働いて結果としてスプーンは強く外に放り出されるのです。一度実験してこの動きを体験してみて下さい。

 DVDで繰り返し言っていることを思い出してください。「クラブは操作しないように!」そうですね。グリップを握ってしまうと腕や手の力でクラブを振り出してボールを打とうという意識が働き、かえってヘッドの動きは遅くなって振り遅れてしまいます。フィンガーでグリップするのはグリッププレッシャーを極力下げてクラブへの拘束力を小さくする意味があるわけですね。


「クラブは握るな!」「クラブは振るな!」

ゴルフは本当に不思議な、そして深い魅力のあるスポーツですね。